海外カルトホラー映画『バスケットケース』の国内初ブルーレイ化に伴い、荒木先生が絶賛のコメントを寄せている。(クランクイン!の記事/ CDJournalの記事)
1982年のB級ホラー作品で、切り離されたシャム双生児の兄を「バスケット・ケース」の中にしのばせる弟との、異様な兄弟の絆と悲劇を描いた、カルト・ホラーの傑作と言われている作品(allcinemaより)。
荒木先生は初BD化に寄せて、“生々しさが漂うチープな特撮技術。だからこそ表現できた『悲しみ』が、この傑作ホラー映画の本質なのです。”、とコメント。
荒木先生は著書『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』[A](関連記事1、関連記事2)でも、この作品をホラー映画ベスト20の14位に挙げており、チープな低予算の特撮ながらも、「グロテスクなシーンが多いわりには双子の兄弟の哀しみがそれなりに描かれていて、切ない余韻を残してくれる映画です」と紹介されている。
関連:
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- バスケット・ケース(ホラー映画-恐怖の映画館) / BASKET CASE(最低映画館/THE WORST MOVIE THEATERE) / これぞヘンタイ兄弟愛! 『バスケットケース』(映画大好き人間の部屋)
映画『バスケットケース』の感想。 - 映画『バスケットケース』オリジナル予告篇 – YouTube
※グロ注意 - ゾンビ映画は“癒される”!? 偏愛的ホラー映画100選『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』 / 『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』、荒木先生(51歳)のビデオメッセージが公開ッ! 「週刊文春」にもコメントが掲載!
“ゾンビの本質とは全員が平等で、群れて、しかも自由であることで、そのことによってゾンビ映画は「癒される」ホラー映画になりうるのです。”
(後ろ帯より) - 『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』より、荒木飛呂彦が選ぶホラー映画 Best20
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