2月13日発売の週刊SPA! 2/20号(370円)は、「ジョジョが20年続く理由」荒木飛呂彦ロングインタビューが4ページ掲載! まるでポルナレフの前に姿を現したDIOのような荒木先生のドドドアップには、「ご覧のとおり、(今なお)若々しい”波紋戦士”」と書かれ、インタビューで作者近影の変わらなさを突っ込まれると、「実は波紋戦士です。」と余裕の返し(笑)。ページ数を80Pから60Pに減らすために週刊から月刊に移ったことや、ジョジョ映画について、悪や戦いを描く上での美学、他にも擬音やマンガの手法など、幅広く語られている。
ちなみにインタビューでは「恋愛ものも描いてみたい」との発言も。
――:
『ジョジョ』に恋愛的な要素が入ってこないというのは、男同士の関係性のほうが重要視されている?
荒木:
男の生き方のほうが重要かな。
でも、恋愛ものも描いてみたいんですけどね。『ある愛の詩』(アーサー・ヒラー監督)みたいな感じの。
(中略)
――:
では先ほど「描いてみたい」とおっしゃったラブストーリーは?
荒木:
それでもやっぱり『ジョジョ』に取り込んでしまうと思いますよ。
因縁は消したくない。自分の中で大切にしているものなので。
――:
ジョジョとディオが一人の女性を取り合ったりして。
荒木:
決闘のようなものも、きっと入ってくるでしょうね(笑)。
『ジョジョ8部』は愛憎渦巻く恋愛バトルモノになるのかッ!?(笑)
- 荒木飛呂彦先生曰く、『ジョジョ』は、「人間のつながりをずっと描いているので、終わらない。」
- 『スパイダーマン2』公開スペシャル対談! 「サム・ライミ×荒木飛呂彦」
荒木:
日本人って、ハッピーエンドより運命に引き裂かれるのが好きなんで『スパイダーマン』でも泣きたい感じがあっていいですよね。恋愛って切ないものなんですよ(笑)。
サム:
作品を通して読者へそれを伝えてるんですか?
荒木:
実体験も切ないことのほうが多いですから(笑)
サム:
愛のエキスパートなんですね(笑)。 -
荒木飛呂彦先生にインタビュー(2006年12月8日) / 「ダ・ヴィンチ」仕事で荒木飛呂彦先生インタビュー(1999年2月26日)(ドキュ毎)
今回荒木先生にインタビューを行った伊熊恒介さんの日記。99年にもインタビューをされたとの事だが、その時のエピソードがちょっと面白い。でも予定時間を大幅にオーバーしてしまい、下のロビーで待っていた奥さんがちょっと怒っていて怖かった(スイマセン)