「ちば先生の描くキャラクターはどれも、いつもそばに居る友達のように近い。」 ちばてつや先生の自叙伝を荒木先生が推薦!!

ちばてつやが語る「ちばてつや」 (集英社新書)

 『あしたのジョー』『おれは鉄兵』他、数々のヒット作で知られる漫画家・ちばてつや先生の、荒木先生の年齢53歳(公称)よりも長い58年間の漫画家生活を綴った自叙伝『ちばてつやが語る「ちばてつや」』(集英社新書)が刊行され、その帯に荒木先生が推薦文を寄せている。

 荒木先生の推薦文は、「ちば先生の描くキャラクターはどれも、いつもそばに居る友達のように近い。」 荒木先生は『文藝別冊 ちばてつや』の寄稿マンガで、少年時代、『ハリスの旋風』の国松にあこがれて「つぎあて」服を着たり、『おれは鉄兵』に憧れて剣道部に入った(そして先輩から借りた防具が臭すぎてゲロを吐いた)というエピソードを寄せていた。そんな荒木先生にとって、ちば先生の描くキャラクターは、今でも本当に友達のような存在なのだろう。

#なお、荒木先生のコメントは帯の推薦文のみで、本の内容に荒木先生のコメントや話題は登場しない。