#追記(04/21):荒木先生のインタビューが再掲載されたのに伴い記事修正。
武蔵野美術大学、上智大学、早稲田大学、立教大学、慶応大学などの学生が共同で作成するフリーペーパー「NEWTRAL」と、そのサイト「第二思春期ポータルサイト NEWTRAL」に、荒木先生のインタビューが掲載!
インタビューは「荒木飛呂彦の過去現在未来」と題し、荒木先生の漫画家デビューまでの経緯や漫画論、独自の息抜き法、漫画以外での活動についてなど、六部まであるインタビューは、商業誌のインタビューにも負けない、ディ・モールト濃い内容となっている。
荒木先生は最後、「社会に出る人達へメッセージ」という項目で、荒木先生は次のように語っている。
僕は「審美眼」で人は行動すべきだと思っているんですね。
「美しさをどう判断するか?」っていうか。
自分が行っている行動は美しいのか、そうでないのか。
「美しい」っていうのは、単に外見とかの問題じゃなくて、しっくり馴染んで
いるかどうか、納得できるものかどうかということなんだと思うんですよ。
勉強って、その「審美眼」を培うためのものだと思うんです。
『SBR』で、主人公のジャイロ・ツェペリが『納得』するためにレースに出場したように、『審美眼』を培って、正しい道を歩んでいきたい。
荒木先生のインタビューは、フリーペーパー「NEWTRAL」の方にも掲載されており、
こちらにはWebで掲載されているインタビューに加え、荒木先生の「履歴書」が掲載! 頂いた情報によると、「最近怒ったこと」が“食べるなって言っておいたお菓子を家族に食べられた。”、「最近泣いたこと」が“自分の漫画を描きながら泣いた。「良いセリフだなぁ~」と。”など、とても「癒される」履歴書となっている模様。
荒木ファンなら生ツバゴクリもので欲しがる(私も欲しいッ!)、このフリーペーパー「NEWTRAL」の詳細や入手方法については、今のところWebページには情報は出ていないようだが、みちやまさんのブログ記事によると、“配布場所:全国の大学への配布は4月の入学式にあわせて開始。その後はではギャラリー、クラブ(ライブハウス)、カフェ、バーなどに置いてもらえるように交渉中”で、確定している配布場所は、「世田谷ものづくり学校」、「下北沢DAISY BAR(ライブハウス)」、「四谷のカフェ」、との事。
追記(04/10):
フリーペーパーに関して「NEWTRAL」のサイトから問い合わせたところ、次の回答を得られたので、取り急ぎ紹介ッ!
フリーペーパーに尽きましては、
NEWTRALという組織は2月に結成され、急ピッチで今回創刊号「NEWTRAL」8000部の発行に至りました。
ターゲットは第二思春期という主に大学生を対象にしており、
配布は東京都内10大学での入学式に会わせ、5000部配り、
残り配る2000部分は現在ラック設置場所を検討中です。
なお、Webで掲載されていたインタビューが現在見れなくなっている事については、現在集英社の方ともう一度編集作業に入っており、しばしお待ちください、との事。
追記(04/21):
インタビューの編集作業が無事に終了し、Webで再掲載!(前よりも見やすくなった?)
それと、フリーペーパーの配布についても、「これから本格的に4月号のラック設置を行いますので、設置場所が確定し次第、ご報告させて頂きたいと思います。」、との事。(情報が入り次第お伝えします!)
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ジャンプコミックス『スティール・ボール・ラン』 15巻、著者近影より。
なんかどうも、人様に怖がられてるみたいで、インタビューとかで初めてお会いした方々に「ああ、緊張しました」とよく言われる。それがかなり悩みだ。
かつて描いた「岸辺露伴」というキャラと僕がダブってるイメージみたいで、何か身構えられる。僕は違います。
仕事中、インクやケシゴムのカスがお茶の中に入ってしまっても「まあ、いいや飲んじゃえ」っていう性格(体質?)です。
本当「荒木に会うと癒されるなあ」って言われたい。心の修行が必要っぽい。荒木先生を前にして緊張するなと言われても、それは無理です!(笑)
- 夢は“ニューヨーク近代美術館” 「東北学院」同窓会報に、荒木先生のインタビュー記事が掲載!
- 文化庁のメディア芸術サイトに、”Manga Meister” 荒木飛呂彦ロングインタビューが掲載!!
- 「まんがのチカラ」インタビュー『荒木飛呂彦先生』前編その1 / 前編その2 / 中編その1 / 中編その2 / 後編その1 / 後編その2