仙台の高校生を本気にさせた漫画とは!? 「まんがのチカラ」インタビュー『荒木飛呂彦先生(中編)』その1

6週連続で続く、まんが情報ポータルサイト「まんが☆天国」の、荒木先生連続インタビュー、第3回! 独創的なビジュアル、世界観はどのように作り出されているのか、音楽や映画、デビューを志すまでの経緯など、荒木作品のルーツに迫る内容となっている。

その中で、荒木先生と同じ宮城県身の大御所マンガ家、故・石ノ森章太郎先生の代表作『仮面ライダー』について、爆弾発言がッ!

荒木:ああ、『仮面ライダー』も謎でした。あのね、はっきり言って全然面白いと思えなかった(笑)。『巨人の星』(梶原一騎先生/川崎のぼる先生)とかに比べて、ストーリーが何を言いたいのか分からない。ずっと、うじうじうじうじ悩んでいるじゃないですか。なのに、すごい人気があって不思議だったなあ。石ノ森先生の『マンガ家入門』[AA]はバイブルですけど、あのまんがの良さはわからないですねえ、いまだに。


さすがイロイコッ! おれたちにで(以下略) 荒木先生は以前、1997年/BUBKA8月号の宅八郎との対談でも、”「自分は改造人間になってイヤだよー」みたいなね。オレだったら「うれしいんじゃないか」と思うんだけどね。うらやましいじゃない単純に。ラッキー、みたいな。”と仰られていたが、今でも仮面ライダーの良さは理解不能らしい。
#単純に、悩みを抱えた主人公の良さが分からない、というだけの話なので、『仮面ライダー』ファンの方は、荒木先生を悪く思わないで下さい(^^;)。

また、今回のインタビューでは、荒木先生の意外な一面も明らかに!?

―:やっぱりDVDは大きいプラズマテレビとか、ホームシアターとかでご覧になってるんですか?

荒木:いや、ブラウン管です。20年くらいずっと使ってるヤツで見てます。

―:それは意外です。高級ホームシアターとかで見ているような印象がありました(笑)。

荒木:なかなか壊れないんですよね。でも、ブラウン管の方が液晶テレビよりもぜんぜんキレイだと思います。

さすがイロイコッ! おれたちにで(以下略) 最新のホームシアターよりもぜんぜんキレイなブラウン管テレビとは、いったいどんなものなのか、ディ・モールト気になるッ!?

次回のインタビュー更新は、7月17日(火)。デビュー直後の下積み時代について語られる? 「まんが☆天国」の連続インタビューから、「Be All Eyes(決して目を離すな)」!
「まんが☆天国」

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