男には地図が必要だ。そして、映画にはサスペンスが必要だ。集英社新書から、『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』[A]に続く、荒木先生の映画語り本、『荒木飛呂彦の超偏愛! 映画の掟』[A]が登場ッ!
“アクション映画、恋愛映画、アニメ……ジャンルを問わぬ数々の映画作品に潜む、荒木飛呂彦流「サスペンスの鉄則」とは!? 本書では、その一つひとつを新しい視点から捉え直した、『ジョジョの奇妙な冒険』に通じる、荒木飛呂彦独自の創作術が明らかに!”(雑誌掲載広告より)
「父が暴れるほど泣ける」と評した『96時間』や、荒木先生が敬愛するクリント・イーストウッド作品をはじめ、幅広いジャンルの映画作品に潜むサスペンス性とその掟を明らかにする、全くユニークな映画論との事。
新書判/224ページ、価格は777円(税込)で、2013年5月17日発売予定。(ジョジョリオン4巻[A]と同時発売!)
- 第一章 ベスト・オブ・ベストは『ヒート』と『96時間』
- 第二章 名作の条件とは『男が泣けること』
- 第三章 サスペンスの巨匠たち
- 第四章 情事・エロチックサスペンス
- 第五章 イーストウッドはジャンルだ
- 第六章 この映画、軽く見てはいけない
- 第七章 名作には都市伝説が必要だ
- 「現実の隣に吸い込むサスペンス。まさに。」 映画『コズモポリス』公式サイトに、荒木先生の推薦コメントが掲載!
現実のような―現実の隣へ吸い込まれる感覚のサスペンス映画。主演のロバート・パティンソンもファンタジー世界にいる魅力の俳優だけど、その美術やGUCCIファッションも、現実の隣に吸い込むサスペンス。まさに。
<荒木飛呂彦>2013年4月13日より公開の映画で、若き富豪がわずか24時間で破滅へと向かう姿を描いたサスペンススリラー。
- 「父が暴れるほど泣ける」 朝日新聞夕刊に、荒木先生による映画『96時間』レビューがイラスト付きで掲載!
- この表紙には荒木飛呂彦の『夢』がある! ジョジョ現象を極めた一冊、『JOJOmenon(ジョジョメノン)』、10月5日発売!
荒木先生が小学生の頃、父に連れられて見た映画が、クリント・イーストウッドの西部劇だった。小学生なので内容までは分からなかったが、それ以来、荒木先生にとってイーストウッドは、東方仗助が4歳の時に見た「ガクランの男」のように、自身にとっての「ヒーロー」となった。そして2012年、ムック本『ジョジョメノン』の企画で、遂に荒木先生とイーストウッドの対談が実現した。表紙に使われている、承太郎と富士山のイラストは、イーストウッドに譲り渡された。
[A] - ゾンビ映画は“癒される”!? 偏愛的ホラー映画100選『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』 / 『荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論』、荒木先生(51歳)のビデオメッセージが公開ッ! 「週刊文春」にもコメントが掲載!
“ゾンビの本質とは全員が平等で、群れて、しかも自由であることで、そのことによってゾンビ映画は「癒される」ホラー映画になりうるのです。”
(後ろ帯より)