荒木先生が企業秘密とも言える「漫画の描き方」を暴露した書籍『荒木飛呂彦の漫画術』(集英社新書)が、産経ニュースの記事「話題の本」で取り上げられ、本書が刊行から3週間あまりで12万部と絶好調であることが明らかになった。(ジョジョ的に言うと、「絶好調!! だれも ぼくを止めることはできない。」といった所だろうか。)
記事には以前、荒木先生に「長期連載の秘訣」を尋ねた際の事も書かれており、そのとき荒木先生は「作物を育てるように、朝に水をやって、それを収穫するような気持ちと喜びを感じながら描いています」と回答されていたとの事。
また、集英社新書の『荒木飛呂彦の漫画術』特設サイトでは、荒木先生のメッセージ動画も公開されている。荒木先生にとっては、いわば自分の手の内を明かす内容のため(帯も「僕にとっては、正直、不利益な本なのです」)、執筆することに気恥ずかしさや恐れ多さ、うぬぼれ強いと思われるのでは、などを感じてしまった荒木先生は、漫画家の大先輩である藤子A先生にお伺いをたてたところ、「僕は25歳の時に出しましたよ」と言われたので、54歳の荒木先生は執筆を決意できたとのこと。
ところで、最近ネットでマイクロソフトの顔年齢判定サイトが人気となっていた。荒木先生の顔年齢も一部サイトで話題となっていたが、なぜか12年前の2003年の写真が使われていたので、最も最も最も最も最も新しい、この集英社新書のインタビュー動画の荒木先生で、顔年齢判定を行ってみた。その結果がこちらである。
判定結果:24歳
(判定に使用した写真:『荒木飛呂彦の漫画術』特設ページより。)
結果として、一年前の記事、「荒木飛呂彦は本当に「若く」見えるのか!? 画像の自動認識で検証してみた結果…」よりも若返ってしまった。