荒木先生も『あまちゃん』を見ていたッ!? 朝日新聞(2013年9月14日)別紙に、荒木先生のインタビュー記事が2面に渡って掲載!


“「人間賛歌」描いて四半世紀 漫画家 荒木飛呂彦さん(53歳)”
(朝日新聞 2013年9月14日(土) 『be』1面 フロントランナー より)
※記事の全文は、朝日新聞デジタル:フロントランナーでも掲載中!!

 朝日新聞2013年9月14日(土)の別紙『be』フロントランナーに、荒木先生のインタビュー記事が写真付きで掲載ッ! 記事は1面と3面の2ページで掲載されており、1面では主にイタリア・フィレンツェで開催された原画展について、そして3面では、色使いや物語の作り方など、荒木先生への様々な質問が掲載。
みずみずしい感性を保つために、若者が興味を持つようなものも積極的に見るようにしているという荒木先生は、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」も見ているとの事(薬師丸ひろこさんの「ジョジョ」連呼を荒木先生も見ていた!?)。また、『ジョジョリオン』で描かれた震災についても触れ、「描き続けることがやるべきこと」とコメントされている。

 記事を執筆されたのは、朝日新聞ローマ支局長の石田博士さん(Twitter)。今回の荒木先生への質問の一部は、石田さんがツイッターで募集されたものも使われており、紙面に掲載されなかった分も含めて、#ジョジョQ 荒木飛呂彦氏に取材する朝日新聞記者だけど質問ある? – Togetterに纏められている。うう…私も荒木先生に聞いてみたい事ならいっぱいあったのに…トマトとか…トマトとか…。


<朝日新聞 2013年9月14日(土) 『be』3面のインタビュー記事より>

ボーン・アイデンティティー [Blu-ray]
――連載中の第8部『ジョジョリオン』は被災地が舞台で、記憶喪失の少年が主人公です。東日本大震災で日常を断ち切られた日本人すべての映し鏡にも見えます。

荒木:それは、偶然なのかな。発想としては、(記憶喪失の情報部員が主人公の)映画『ボーン・アイデンティティー』とか。記憶喪失の少年が流れ着く、というのは震災前に決めていたので。

――なぜ被災地を舞台に?

荒木:(仙台がモデルである)杜王町を舞台にすると決めて、ストーリーの打ち合わせをしていた。触れないわけにいかなかった。

――舞台を変えようとは思わなかったのですか。

荒木:気は使ったよ。でも触れないのは絶対おかしいな、と思って。あの描き方になった。

――震災で、何かが変わりましたか。

荒木:漫画家について改めて考えた。何ができるか考えたら、やっぱり漫画描くのが漫画家かなと。被災地に対する態度というか。描き続けることがやるべきことかな、と。

――作品で、元気を与える。

荒木:それが漫画だったり、絵描きだったり、ものをつくる人の目的なんだろうな、と思います。