@JOJO的一年総まとめ 『ジョジョの奇妙な出来事 2004』 |
ジョジョの奇妙な冒険
P ワールドに突入した。そしてジョジョでなくなったっていう事でSBR <飛呂彦>
2003年4月、6部最終回の巻末コメントでタイトルが明かされ、そして2004年1月、満を持して始まった、超待望の新連載『スティール・ボール・ラン』は、ジョジョ6部のラストを逆手に取った、新世界の西部開拓時代を舞台に繰り広げられる大レース漫画だったッ!!
ツェペリ、ジョースター、ディオなどが登場しながら、”物語の大前提っていうだけで、それはストーリーとは関係がない”、”『ジョジョ』の延長線上にある新作”、その連載形式もかなり特殊で、ジャンプの連載では異例の「毎号31ページ」掲載と、描き貯めの為の長期休載を交互に行うというものだった。1話のボリュームが増え、読み応えは抜群。巻等カラーやセンターカラーが(結果的に)増えたのもウレシイ!
反面、あまりに不定期すぎる連載と、ジャンプ編集部の告知不足から、「いつの間にか始まって、いつの間にか終わっている」、「休載中ずっと読めないのは嫌」、「いつ再開なのか分からず不安」といったマイナス面も。10月の前後編以降、再開時期についての公式発表は、一切出されていない…。
2004年 『スティール・ボール・ラン』 掲載&コミックス発売履歴 | |
01/19 | 週刊少年ジャンプ8号より、荒木飛呂彦最新作「スティール・ボール・ラン」が連載開始(#1~) |
02/26 | 増刊誌「青マルジャンプ」に荒木飛呂彦インタビューが掲載。 ”つまり『SBR』は『ジョジョ』の延長線上にある新作っていうことなんです。” / ”だいたい『ジョジョ』第9部くらいまではテーマを決めているんですよ。” |
03/22 | 週刊少年ジャンプ17号をもってSBR連載休止(~#11) ※巻末の作者コメントで大まかな再開時期が告知。
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05/20 | 「SBR」コミックス1巻&2巻、同時発売(#1~#11収録) ※コミックス帯で”WJ29号(6/14発売)から連載再開”と告知。 |
06/14 | 週刊少年ジャンプ29号よりSBR連載再開(#12~) |
08/23 | ジャンプ39号をもって連載休止(~#21) ※欄外コメントで”次号は10月登場予定!!”と告知。 |
10/09 | 週刊少年ジャンプ46号に”特別前後編・前編”として掲載(#22) |
10/18 | 週刊少年ジャンプ47号に”特別前後編・後編”として掲載(#23) ※再開時期についての告知は一切無し。 |
11/04 | 「SBR」コミックス3巻&4巻、同時発売(#12~#23収録) ※再開時期についての告知は一切無し。 |
コンビニ専売の廉価版コミックスシリーズ「集英社リミックス」。懐かしい作品が手ごろな価格で読めるのがウリで、逆にコミックスを既に持っている場合は、あまり興味の無いモノだった。しかし、2004年のリミックスは、荒木ファンにとって、『お楽しみがいっぱい』………。
- ジョジョの奇妙な冒険PART4ダイヤモンドは砕けない vol.27吉良吉影の新しい事情編(3) / vol.28 吉良吉影の新しい事情編(4)
吉良吉影のエピソードだけを集めた4部シリーズ。ラストを飾るこの2冊では、特別インタビュー「荒木飛呂彦、吉良吉影を語る」(前編)・(後編)が収録。前後編あわせて7ページに渡るインタビューを目当てに、初めてリミックスを購入された方も。 - ジョジョの奇妙な冒険 PART1 ファントム ブラッド vol.29発現! 石仮面編 / ファントム ブラッド vol.30 波紋疾走編
表紙は荒木先生描き下ろし!! 2冊並べると1つの絵が完成するギミックに、ニヤリ!。ジョナサンはともかく、ディオは漫画とのギャップが激しすぎる!?(笑) - 魔少年ビーティー対バオー来訪者
ビーティーとバオーが対決!…ではなく、2作品を1冊に纏めた極厚本。荒木先生描き下ろし表紙に加え、コミックスではカットされた扉絵や、連載予告、荒木先生の巻末コメントなども収録。 - ジョジョの奇妙な冒険PART2 戦闘潮流[1]ジョセフ・ジョースター編 / 戦闘潮流[2] シーザー・ツェペリ編
表紙は勿論、荒木先生描き下ろし!! 3巻は2005年1月17日発売。1巻がワムウ、2巻でエシディシと来れば、次はやはり…!?
リミックスの他にも、装丁が豪華な短編シリーズ愛蔵版『変人偏屈列伝』、幻の初期作品「アウトロー・マン」収録の愛蔵版『ゴージャス☆アイリン』、18巻と29巻は荒木先生の後書き付き文庫版「ジョジョ4部」シリーズ、表紙&挿絵が荒木先生のアレックスシリーズ第5作『スコルピア』など、SBR連載と合わせれば、ほぼ毎月荒木作品やイラストが出された1年だった。
SBR連載を「祝福しろ(by アナスイ)」と言わんばかりに、他の漫画やゲーム、アニメなどで「ジョジョネタ」が発覚。まるで「スタンドがスタンド使いにしか見えない」ように、ジョジョマニアにしか分からない、ジョジョマニアにだけ伝わる形で仕込まれたネタに、ニヤリ!とさせられっぱなし。
- 「ジョジョ」の伝説的『擬音』、他の漫画で堂々使用される
カエルを殴る→メメタァ。漫画のシリアスな流れは崩さず、自然体でこのトンデモ擬音が仕込まれている点に、深いジョジョ愛を見た。 - 無敵鉄姫スピンちゃんの荒木ネタ(チェキ空)
大亜門先生の初連載無敵鉄姫スピンちゃんで、毎週のようにジョジョネタが炸裂。しかし連載はあえなく打ち切り…。面白かったのに(つД`) 。 - ”スタンド”と叫んで「エイジャの赤石」を手に入れよう
サイトやシングルPVで「赤石」登場、歌詞では”エイジャ”連呼。しかし、氣志團「スウィンギン・ニッポン」には、まだまだ及ばないッ!?(笑) - 「ブラボー! おお…ブラボー!!」
和月伸宏先生の熱血バトル変態漫画『武装練金』で、キャプテン・プラボーに”ブラボー”させる荒業!! ブラボー!おお…ブラボー!! - あの『NARUTO』キャラが、ゲームで「ジョジョ立ち」ッ!?
『NARUTO』のゲームで、まさかの「ジョジョ立ち」!! きっと出るであろう次回作でも、更なるジョジョネタを期待したいところ?(笑)。 - 「真・女神転生オンライン」に『神砂嵐』を操る悪魔が!?
そのまんまだー!(笑) まだβテストなので製品でどうなるかは不明。 - 『カプコン ファイティング ジャム』に、リサリサ(JOJO2部)!?
カプコンの新作格闘ゲームで、とあるキャラが「リサリサ先生」に大変身!? この姿で操作できるワケではないのが残念。 - アニメ「攻殻機動隊 S.A.C. 2nd GIG」に、ジョジョネタッ!?
本編ではなくオマケコーナーとはいえ、ジャパニメーションを知らしめたアニメの最新作で…! 「まさか」って感じだが、グッときたぜ!! - 映画『カンフーハッスル』に、ジョジョネタが使われている!?
話題の映画でジョジョネタ!? 該当のシーンは、実際はジョジョっぽく無かったとの事だが、別の箇所で、新たなジョジョネタ疑惑が!?
#改めて、全てのタレコミに、ディ・モールト・グラッツェ! これらは全て、皆さんからの情報があったからこそ、知ることができたッ!!
以前から数多くのジョジョネタで楽しませてくれた、ネタ絵師達の総本山的サイト『朝目新聞-asame.com』。2004年はSBR連載に呼応するように、想像をブッ飛び超えるガハハニョホなネタが連発され、必然的に当サイトで取り上げる「朝目新聞」発のネタも急増。うかうかしてると、@JOJOもいつの間にか「@ASAME」に…、なぁーんて冗談はヤバイ?ハハハ。
吉kage、
スティール・ボール・ラン・データベース、
大レースに挑む不敵な面々、
バレンタイン特集(2004年版)、
荒木飛呂彦と岸本先生の関係、
えふえふちゃんが行く!、
究極!ディオ仮面、
ジョジョクエストの歴史を振り返る、
武装錬金特集、
武装錬金特集2、
10月まで待てない!今後のSBRを大予想!!、
ディアボロの受難 -ボスの奇妙なレクイエム-、
調布市民さんの「幽波紋画談」、
ゴールデンアラッキー & じょじょ素、
ジョジョの奇妙な「THE ニューiPod」CM、
呪いのでーぼたん、
∞回死ねるRPG! ディアボロの大冒険、
週刊ジョジョ通、
週刊ジョジョ通 第2号
2003年「ジョジョ立ち」でネット内外を沸かせた『文芸ジャンキー・パラダイス』。カジポン氏の情熱はその後もとどまる所を知らず、国内外で体を張ってジョジョ愛を表現。また、”文芸ジャンキー”の名の通り、一味違った視点で、グッとくるイラスト特集などを企画。年末からは『ジョジョ名場面50選』も連続更新中。2005年も活躍を期待せずにはいられないッ!?
スティール・ボール・ラン立ち~ジョジョラー花見、
写真:超リアルなハイエロファント・グリーン、
激涙!JOJO美術館、
JOJO美術館/名画コラボ館、
第6部ジョジョ立ち・愛と情熱の敢行ルポ ~レッツ・ゴー!ケープ・カナベラル~、
ジョジョ第3部キャラクター館、
ラジオ・ジョジョ体操ゥ…第一ィイイイイイ!!!、
実録!杜王町潜入ルポ ~ジョジョ第4部ロケ地めぐり&仙台JOJO立ち’04.7.31~、
JOJOゲーム・コラボ館、
‘04.10.3 ジョジョ立ち with コスプレイヤー ~JOJOオンリー・イベント・ルポ~、
第4部キャラクター館 ~スタンド使い完全イラスト化計画~
- 『スパイダーマン2』公開スペシャル対談! 「サム・ライミ×荒木飛呂彦」
サム・ライミ監督から「愛のエキスパート」と認定されるイロイコ先生。 - 『ジョジョの奇妙な冒険』第1部 劇場版アニメ制作決定!!
「SBR」のアオリ部分でひっそり告知。「TAF2004」でプロモ映像が公開されたが、その後は全く情報ナシ…。 - 『ストーンオーシャン』が「萌えアニメ」になって7月登場!?
宇宙リンゴのエイプリルフールネタ。中にはマジに騙された方も?(笑)。更に、誰もが忘れていた7月、本当に第1話が!?(勿論これも嘘)。 - 「スティール・ボール・ラン in 東京」
「SBR」を愛してやまないバカ達(ほめ言葉)によるオフ企画。第1回はサンドマン(自らの足で走破)が優勝ッ! - オラオラオラ~! 「ジョジョ」の復活の呪文を発見したぞ
ホントに使えるパスワード。ファミコンミニで「ドラクエ2」が発売されていれば、ブームに便乗できたんだけどなぁ(笑)。 - 映画「オーシャン・オブ・ファイヤー」関連リンク集
公開前は「SBRの元ネタか!?」と散々騒がれたものの、実際は全然違っていて、以後話題に上らなくなった映画(結構面白かったのに)。 - アンケート:荒木ファンに質問。ズバリ、あなたの年齢は?
@JOJOだけで取ったアンケートとはいえ、やはり本来のジャンプ読者層からすると、かなり年齢が高くなっている模様。ジャンプ愛読者アンケートも、67%が「送ったことはない」と回答…。 - 「破棄した原稿は二千枚以上」 乙一、ジョジョノベライズの現状
2年以上経た今なお未完…(つД`) 。2005年中には、きっと…。
こうして2004年は…………
ほとんどの人々にとって
いつもの年と同じように
あたり前に…
すぎていった
『2004年 完』
そして!
2005年に TO BE CONTINUED…!!
2004年は『@JOJO』をご愛顧いただき、誠にアリガトゴザイマーシタ! 「SBR連載」に始まり、たくさんの出来事があったが…、でも楽しい一年だったよ。みんながいたからこのサイトは楽しかった。2005年も、荒木ファンをニヤリ!とさせたり、ガハハニョホ!と笑わせられるサイトになるよう運営していきますので、コンゴトモヨロシク。