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2001/10/22 | |||||||||||||||||||||||||||||||
たかだか1,500円のチープな麻雀ゲームが50万本を突破した頃から、 にわかに注目され、 いろんなメーカーがこぞって新ブランドを立ち上げている、 2,000円以下の低価格ソフト。 最初は価格なりのチープな内容だったのに、 いつからか「過去に発売されたソフト」が、 これまでのBestシリーズの2800円より更に安い、 廉価版として再販されているケースが目立つようになってきた。 しかし、その中には ベスト版で出ていたソフトを更に廉価で販売するような、 「2重値下げ」のようなソフトも含まれているらしい。 そこで気になった俺は、 2000円以下の廉価ブランド(新作は除く)と、 その中に含まれる2重値下げソフトを、 せっかくだから調査してみることにした。 題して、 「ぼくのBestはBestじゃない」ッ!
多すぎ。シャレになってない。 あまりの多さに、「こんなのヤメときゃよかった」 と10回は半泣きになった…。 ちなみにこれまで挙げたのは 「2,000円以下のソフト」だけ。 2,800円のソフトとなると、 「○○ベスト」と銘打った自社ベストが、 無秩序に発売されている(ソニーお墨付きの「PlayStation the Best」が霞むくらい)ので、 少なくとも発売から1年以上が経過しているソフトは GAMESPOT JAPAN: ゲームソフト発売スケジュールや、 PlayStation Official Homepageの Software Search でベスト版や廉価版が出ていないか調べるベシ。 そうしないと、 「ベスト版が出ているのを知らずに定価で買ってしまった」とか、 「ワゴンセールで安いと思って買ったソフトなのに、 実は更に安い廉価版が発売されていた」、なんて罠にハマるかも…。 低価格ソフトが氾濫し過ぎている分、 いざ店頭で買おうにも、意外と見つけられない場合があるので、 以下のようなネット通販を利用するのも吉。
新作がPS2に移行していく分、 PSでは続々と過去のタイトルが廉価版として再販されるだろうから、 今は高い金を出して新作を買うよりも、まだ遊んでいないソフトの廉価版を購入する方が 賢い選択かもしれない。 そして、廉価版を一通り遊び終わる頃には、 その欲しかった新作の「廉価版」が出てるかも!?(w。 <個人的な願い> このネタを見て「ベスト版や廉価版の情報を専門に扱うサイト」とか出てこないかなぁと、 密かに期待していたり。 現時点でも既にベスト版や廉価版が収拾がつかない状態に陥っている上、 この廉価攻勢が 中古問題とも絡んでいたり とまだまだ色々ありそうなので、 今から専門のニュースサイトみたいなのを立ち上げても、ネタは十分続くだろうと。たぶん。 なにより、そんなサイトがあれば、 賢くゲームが買えてミンナ幸せ! ソシテ俺モ幸セッ!(←ていうか自分での情報収集は今回のネタで懲りたらしい) |
2001/10/14 | |||
PS2、ゲームキューブ、X−Boxの三つ巴による 「東京ゲームショウ2001秋」 は、なかなかの盛り上がりのようで、 いきなり PSO,シェンムーIIがXboxに移植 や PS2版「VF4」発売が2002年1月31日に決定 といったビッグな話題の他、 あの鉢植えの生首がウロウロしているといった奇怪な情報、 そしてドリキャスでは 「風来のシレン外伝」が や〜〜〜〜〜〜っと公式に発表 となり、ゲームショウにも出展されているとか。 ところで、 12日にゲームショウに合わせて行われた 「セガ・コンシューマーカンファレンス2001」 では、 イベントの前に、「仁義ある戦い」という極秘映像が流されたらしい。 これは、3年前のドリキャス発表イベント 「SEGA New Challenge Conferencee II」 で流されるハズだった映像で、 GamelexTVの記事 によると、 「プレステ組の腐れ外道をこのままにしておいていいんですかい!」、 「わしらが筋とおさんと、パナソニック組の3DOと、NEC組のPC−FXが浮かばれんからのう」 といった 固有名詞がバンバン飛び出す、かなり過激な内容だったらしい。 3年前といえば、 PSが圧倒的優位の中にドリキャスを投入する直前で、セガも話題作りに必至だった( 資金にモノを言わして「うずまき」だらけの運動会を開き、 「頑張れ! 湯川専務リレー」で(無理矢理)志気を高めたりしながら、グループあげてDreamcastを支援 なんてエピソードも)。 携帯ゲーム機もゲームボーイカラー、ワンダースワン、ネオジオポケットと相次いで発表された頃。 果たして当時のゲームショウは、どんな内容だったのだろうか。 そこで、せっかくだから今から3年前のゲームショウ「東京ゲームショウ1998秋」の模様を 独占公開ッ!(っていうか、GameSpotの過去の記事を漁っただけ)
全ての記事については TOKYO GAME SHOW '98 AUTUMN SPECIAL を見るベシ。 他にも SCEIの特集ページがまだ残っている模様。セガの特集ページは、先日のサイト移転で全て消滅。 最近こそ常時接続やブロードバンドと言われているが、 セガはテレホーダイしか無かった頃からメガドラ、セガサターンでモデムを投入し、 ドリームキャストではモデムを標準装備にしたんだから、先見の明はあった。 …というより「先ばかりを見すぎて、ちゃんと足下を見ない」のが、 セガの悪いところなんだろうけど。 でも俺は、ネットに拘り続けたセガの選択は、 無駄じゃ無かったと思っている(そもそもセガサターンモデムが、俺がネットにハマッたキッカケだし)。 ところで記事を読み返していて思ったのだが、 今と比べると「写真」がヤケに少ない。 それと、色々検索して分かったのだが、わずか3年ばかり前の事なのに、 当時の情報があまり残っていないのにも驚かされた。 98年当時は、ゲームニュースサイトは 「GameSpot」 と 「geisen(今年3月に終了)」くらいしかなく、 速報は個人サイトよりも「セガBBS」のような掲示板への書き込みが頼りだった(少なくとも俺はそれしか知らなかった)。 しかし最近ではゲーム情報を流すサイトは企業・個人共に多数存在し、 イベントに出かけられなくても、ネットを使えば情報がスグに手に入る。 それに これだけ多くのサイトが情報を掲載していれば、 この先ずっと情報は残されていくだろうから、 もう古い雑誌を読み返す事無く、いつでも過去の情報を検索できるだろう。 情報の速報性についても、 少し前に「シレン外伝」の情報が、解禁前にネットで流れていたが (理由については 「セガ竹崎のセガスタ!日誌」10月1日を参照)、 もう情報解禁日を設定したり、 どこぞの雑誌に独占公開したりするのは、時代錯誤になりつつある気もする。 これからブロードバンドが更に普及し、ネットでの情報開示が広まってくるならば、 家に居ながらにしてイベントの様子や、ゲームの動いてる様子なんかを、 来場者と同じレベルで見られる日も、そう遠くないうちに やって来るのだろうか。 っていうか 早くそうなりやがれ コンチクショウゥゥ―――ッ!! (「シレン外伝」の詳細情報やムービーが見たくてヤキモキ)
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2001/10/10 |
■キッカケ 9月よりトップページで行ってきたニュースネタ、 「DAILYYYYYYYY!!! ちょっと耳・YO・RI(仮)」は、 10月6日をもって終了となりました (ネタのログ: 9月上 /9月下 /10月上 )。 楽しみにして下さっていた方には、真に申し訳ない。m(_ _)m でも、今回のニュースネタは、始めた当初から「長く続けるツモリは無かった」のが真相で、 そもそもあのネタを始めたキッカケ…というか、柄にもなく毎日更新を始めたキッカケは、 8月にあった 「ちゆ12歳」 さんからのリンクだった。 ウチで扱った 「エコールの新作」ネタ が、トップページのニュースのところでリンクされ、 そりゃモノ凄いアクセスがあった(たった2日でウチの1ヶ月分に匹敵するアクセス!)。 だが、リンクから外れた後は、1週間と持たず、あっという間に元の水準。 正に「台風一過」。それが俺には 何だか非常に悔しくて、そこで芽生えたのが、 「もっとアクセス数を底上げしてやるッ!!!」 ちょうどその頃 ウチのカウンタは19万。一ヶ月でのヒット数は、およそ6〜7000。 『ならば! 9月の1ヶ月間で、1万アクセスをゲットしてみせるぜぇ!』 …と、そんな野望(と言うには小さいが)を抱いたのだった。 ■毎日更新 → ニュースネタ まず思いついたのが、「毎日更新する事」。 1日ごとに確実に更新されているならば、少なくとも常連さん達からの アクセスは、確実に増えるハズ。 そして、これまで不定期更新だった「なんか(今書いてるココの事)」を毎日更新していったのだが、 いざ更新しようにも、そう毎日ネタを用意できるハズもなく、 この方法は わずか5日目にして挫折(早すぎ)。 ここで次なる手と思いついたのが「ニュースネタ」。 ニュースネタ自体は過去に何度かやっていた時期があったし、 今でも使えそうなネタをストックしておく為のニュースサイト巡回は行っていたので、要領は分かっていた。 そして、ニュースサイトは毎日確実に更新されていくから、 更新に必要なネタも、必然的に毎日調達できる。 ネタのストックは、主に企業ニュースサイトから行うことにした。 理由は、気兼ねなく引用ができるのと、 他の個人ニュースからのパクリと思われない為でもあった(しかも、つまらない意地を張って、 個人ニュースサイトは 一通りネタを拾ってきた後で見るようにしていた)。 こうして、ニュースネタを毎日確実に更新していったワケだが、 さらに別の方法でもアクセスアップを図ってみた。 ・大手ニュースサイトにネタを投稿し、ネタ提供者としてリンクしてもらう ・自分のサイトをニュースの「ネタ」として、リンクしてもらう ■情報提供者リンク ネタ提供者としてのリンクについては、 「セガマニア@大阪」さんや 「電脳御殿」さん は、 ウチで扱う話題がセガやゲーム関連と、どちらとも話題が近い為(っていうか、ウケるネタの傾向が似ている?)か、 普段からウチのサイトは巡回ルートに入っているようで、 使えそうなネタがあれば勝手に持っていってくれたりする(アリガトゴザイマース!)。 しかし、 「sawadaspecial」さん や 「TECHSIDE」さん 等は、ウチのような小者を巡回ルートに入れてるハズがない。 そこで、サイトに置かれたネタ提供用の掲示板に、 ネットサーフィン中に偶然見つけたりしたネタから、それぞれにウケの良さそうなものを選び、 いくつか書き込んでみた。 その結果、俺の投稿したものが運良くネタに使われ、その横には 情報提供者として、ウチのサイトへのリンクが張られた。 そしてアクセス解析を見て改めて分かったのは、そのリンクからサイトを訪れる数は、かなり少ないという事。 だいたいそのサイトのヒット数の 1/200〜1/400以下しかなく、それは ReadMeで上位を誇るTECHSIDEからであっても、やはり同じだった。 この数字を意外と思われる方もいるかもしれないが、 普通はみんな「ネタ」を得に来るのであって、情報提供者なんて興味無いだろうから、 こんなものだろう。掲示板の書き込みからの 自サイトへの来訪者はもっと少なく、数えるほど。 しかし、割に合わないなんて事は決して無く、 いざネタが使われたときの感動は ひとしお。 掲示板への書き込みは、「既出」と一蹴されやしないか、 「つまらない事を書くウザい奴」と思われたりしないか とヒヤヒヤするが、 ネタが使われた時は、 まるで「雑誌に自分の投稿が載った」ようで、ドキドキして本当に面白かった。(いや、雑誌に投稿した事は無いんだけど^^;) ■ネタリンク 自分のサイトがニュースサイトから「ネタ」としてリンクされる。 これまた、 「セガマニア@大阪」さんや 「電脳御殿」さん からは、 エコールネタや ウ○コ菓子 のようなバカネタで、 気が付けばリンクされていたりする(アリガトゴザイマース!)が、 この場合は、大勢が興味を持つようなネタであるほど、クリック率が高くなるらしく、 例えば 「ブレーメンのSTUFF」ネタは、 流石ジャンプ連載の漫画だけあってか、かなりのアクセスがあった(ぶっちゃけた話、 「エコールの新作」ネタ の3倍以上。みんなエコールより遙かに感心高かったらしく、ちと複雑な気分…^^;)。 更に、先日書いた 「読み上げツール」のネタが、 最近急速にアクセスを伸ばしている 「荒廃の歌」さんの10月3日のネタに取り上げられた。 「ちゆ12歳」さんの掲示板に、 意を決して飛び込んで(あそこはホントに 書き込みが滝のようなので)、 このネタの事をチラッと書き込んでみたのが功を奏したようだった。 ちなみに ほんの数時間でログが流れて アクセスは止まったものの、 ちゆ板からのアクセスも かなりあった(閲覧者が膨大なので、書き込むなら相応の話題と覚悟が必要かも)。 サンプルとして置いた「オラオラ」ボイスは予想以上にウケたらしく、 このネタについては 他のニュースサイトからも 幾つかリンクが張られ、 更に20万ヒット記念の祝福リンク(こんな風習、1年前には無かったような気がする)も加わり、 1000ヒットフィーバーが2日間続いた。 ただし、20万ヒットを迎えたのは、このフィーバーの前の10月1日の夜で、 「9月中に20万ヒットさせる」という目的は、 ギリギリ間に合わなかった。 ■ニュースネタを終えて 目標は達成できなかったものの、こうして色々と面白いデータが見られたし、 ネタ集めのために、普段は見ないような 新聞系ニュースサイトまで巡回するのが、かなり面倒な作業となっていた (ちなみにブラウザは Moon Browserを使用。しかしフレッツISDNなので回線は遅く、 記事を読んでる間に別のページを読み込ませる等のローテクを駆使)。 そこで、毎日更新のニュースネタについては、 いつものように、アッサリと「お開き」とした次第。 この1ヶ月の間で、1日平均のアクセス数は確実に増えた(だいたい3割増し)。 ニュースサイトとして見ていた方からは、巡回ルートから次第にハズされて、 また元の数字に戻っていくのだろう。 だが、エコールが何もしない間の、つかの間のニュースサイト気分は、十分に満喫できた。 今、個人ニュースサイトが流行っているのか、かなりの数が存在しているようだが、 アクセスを上げるのが目的なら、侍モドキの日記なんかよりは確実な方法と言える。 しかし競争が激しすぎるうえ、どこも話題が似た傾向になりがちで、 ただ話題を並べるだけでは あっという間に頭打ちとなるのも確実。 独自色を出そうにも、 ネタの量、ネタの新鮮さ、ネタの奇抜さ、ネタの料理の仕方、どれを取っても一筋縄ではいかない。 これは、家で食う料理くらいは作れても、繁盛するメシ屋の料理は簡単には作れないのと同じかもしれない。 企業ニュースサイト間ですら競争激しい中、 1年後も店を開けている個人ニュースサイトは、果たしてどれだけあるのやら。 ■料理もしよう! さっき料理に例えてみたが、 たった1ヶ月だが毎日ニュースネタをやってきた者として、1つ言いたい事がある。 いや、言わせてくれッ! 「新鮮な素材」だけが「美味い料理」になるのではない! 「良質な素材」だけが「美味い料理」になるのではない! 個人ニュースサイトを見ていると、新鮮なネタを拾ってきては、 みんな単なる「話題の1つ」として 速攻で消費してしまっているようで、 もうちょっと料理や味付けを加えれば、もっと美味く化けそうなのに「勿体ない」、 こう考える事が何度もあった。 そもそも俺がやってるネタなんて、素材は どれも賞味期限ギリギリで、 例えば 「ブレーメンのSTUFF」ネタ を書いたのは、その週のジャンプが発売されて5日も後だったが、 文章だけでサラッと流さずに、デジカメで撮影したり、ジョジョフォントで装飾したおかげか結構ウケた。 「韓国の殺虫剤ガンシュー」ネタ は、AMショーの記事の中で なんとなく気になった1枚の写真から辿ってみた結果、偶然見つけた。 「読み上げツール」ネタについても、先月末から某所でチラホラ話題になっていたのを自分でも試してみて、 いきなりインストールは面倒だし抵抗がありそうだからと、 紹介ツイデに サンプルとして「オラオラ」を用意したのが功を奏した。 取れたてのニュースを「刺身」にして出すサイトの数に対して、 煮たり焼いたり「料理」するサイトの数が、圧倒的に少ないように見受けられる。 ちょっとしたネタでも、もう少し突っ込んでみると、 意外な事実が見つけだせる…かもしれない。 もっと話題の料理もしよう! #速報を列挙するスタイルが悪いとか言うツモリは毛頭なくて、 ただ「リンク+コメント一言」で流してしまうには惜しい話題も、 中にはあるのでは?、と思った次第。 お節介ジジイの小言みたいで、もし不快に思われた方がいたなら、スマヌ。 ちなみに止めたのは毎日更新のニュースネタであって、 ここの「シンセイキなんか」の更新は全然止めてませんので、誤解なさらぬよう…(毎日は更新しませんんが^^;)。 追記: この文章が sawadaspecialさん からネタリンクされてしまいました。WAO! どうやらウチも、(今のところ)巡回ルートに入れられている模様。 追記ツイデに、珍しいネタを見つけるコツとして、 たま〜に、以前のニュースログや古いブックマークを辿ってみるのも良いかと。 みんな忘れてる頃に、思わぬネタが上がってるかも?( 10月4日のニュースにあるドラクエ4ネタは、 ドラクエ7の延期騒動の頃のブックマークから辿って偶然見つけたモノ) 追記2: 一部、数字を 文章に置き換え(だいたい見当付くから意味無いかも?^^;)。 |
2001/10/01 | |
今、WEBで最も多いのは、 日記やコラムなどの文章を中心とした「テキストサイト」ではないだろうか。面白いサイトが次々と生まれ、次々とテキストが更新されていくが、その分、読みたいテキストの量もドンドン増えて行き、気が付けば 目を通そうとするだけでゲップが出てしまうようなボリュームに。 しかし、これを使えばテキストサイトを読む手助けになるッ!! …………いや、本当は全然ならないんだけど、 テキストサイトを読むのに使える という点だけは正しい、「ちょっと面白いフリーソフト」を最近知ったので、 せっかくだから紹介するぜぇ。 「パソコン無料サポートとオンラインソフト」 http://www.asahi-net.or.jp/~tz2s-nsmr/ 名前そのままの、チャットによる無料サポートと、自作のオンラインソフトが配布されているサイト。 ここのオンラインソフトには、iモードからもニュースが読めるクリッピングツール「News Tool」や、 見たい番組の予定をPCやiモードでチェックできる「TV Tool」、 漫画風コマ割りを自動作成する「コミックツール」など多数あるが、その中の1つ、 「読み上げTool」 http://www.asahi-net.or.jp/~tz2s-nsmr/spk.html 何のヒネリも無いネーミングだが(←失礼)、名前の通りこのソフトは、 フリーソフトながら「テキストを音声で読み上げる」ことができる。 インストールは関連ファイルもあるので少々面倒だが、 使い方は至ってシンプル、Ctrl+C やコピーコマンドで、 クリップボードに文字をコピーすれば、その瞬間に コピーした文字を読み上げてくれる。 「んなのイラネーヨ!」、と言われればそれまでだが、 音声で読み上げてくれるのは、目で読むのと違って、なかなか日常にはない新鮮さがあって面白い。 それに、音声読み上げの部分は、マイクロソフトが配布しているフリーの音声エンジンを使用している為、 市販のソフトよりは質が劣るようだが、それが逆に いい味を出しているのだ。 百聞は一見にしかず(この場合は「百聴は一聴にしかず」?)、 2つほど Wave形式で録音してみたので、せっかくだから試聴(?)してみるベシ。 「おーのー!」(16k) 「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラーーーッ!!」(192k) ゲームや漫画のセリフが纏めて書かれているサイトは多数あるので、そんな所に行って、セリフをコピーして喋らせる。するとどうだ! どんなキマッてるセリフも、たちどころに精気のないものに変わり果てるのだッ! 「さすが機械ッ! 俺達にできないことを平然とやってのけるッ そこにシビれる! あこがれるゥ!」 ちなみにジョジョのセリフなら、Googleで”ジョジョ 名セリフ”で検索するだけで色々ヒット。 もちろん、セリフでなく普通の文章が書かれているテキストサイトの文章なら、もっと普通に読まれ、ラジオの朗読のように、ゆったりと聴くことができる。ただし発音はぎこちない上、目で読むのに比べると、格段に時間がかかるのが難点か。 ちなみに俺は、自分の「デス日記」なんかも読ませてみたのが、この場合だと、まるで 小学生が授業中に、自分の書いた作文を 教師に読まれているかのようで、なんだか奇妙な感覚だった。 注意点として、読み方がややこしいものや、人名・最近の単語などは、 無茶苦茶な発音をされてしまう(”越前康介”は”エチゼン コウカイ”になってしまう)。しかし、 この音読ソフトには「ユーザー辞書機能」が付いているので、 そこに追加登録してやれば問題無い。 特に、”〜”は初期状態だと ”なみスラッシュ”と発音されてしまうので、読み方を”ー”として登録した方がいい。 ついでに ”「”や”」”も無音(読み方をカラにする)に登録した方がいいかもしれない。 妙な使い方ばかりを強調してきたが、 実はOutlookやBecky等のメーラーと併用すれば、 届いたメールを順に読み上げる事もできるので、新着メールを音読させながら 自分は他の事をするといった、 なかなか便利な使い方も可能。…でも、やっぱり自分で読んだ方が早いかも。スパムとか音読されるとウザいし(^^;)。 とにかく、普段見ているテキストサイトを手当たり次第に音読させるだけでも、かなり楽しいので、 もし興味を持ったなら、せっかくだから1度使ってみる事をオススメ。 ただし、色々インストールする分、もしかして環境によっては不具合が出たりする事も考えられるので、 ダウンロードする際には、ちゃんとサイトの説明書きを読んで、全て個人の責任で行って下さい(まあ大丈夫だろうけど^^;)。 オマケとして、ソフトをインストールした方の為に、 以下にデス1のオープニングを書いておいたので、 せっかくだからコピーして 音読させてみようぜぇ!
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